園長あいさつ
Greeting
なぜ?どうして?
から答えを見つけることの経験
本園は昭和55年に開園しました。周辺部は住宅地として発展をしておりますが、近くには明治35年に造園された香雪園があり、自然に恵まれた環境で子どもたちはのびのびと生活しています。
こども園ならではの家庭的で温かい雰囲気を大切にしながら、友だちや周りの人とかかわる中で、良いこと・悪いことの判断、ルールや決まりを守ることの大切さ、思いやりの気持ちを育てていきたいと思っています。子どもたちが成長していくうえで、様々な「なんだろう?」「どうして?」という経験や体験をしていきます。そのひとつひとつの場面に立ち会うことができることは保育教諭にとって何よりも嬉しい瞬間だと思います。私たち大人が答えを出すのではなく、一緒に考え、調べ、みんなで意見を出し合い、様々な思いや考えの中から解決方法や正解を見つけるという、この工程こそが学びであり、成長だと思っています。間違っていても、時間がかかっても、それぞれの子どもが自信をもって進んでいくことを見守っていきたいと考えています。「みんなちがって みんないい」という言葉があるように、自分も含めて様々な人がいることを知り、気持ちを伝えあえる友だちがいたら素敵だと思います。この経験を積み重ね成長しながら「仲間」を作っていってほしいと思っています。大人になっていく土台作りでもあるこの幼少期を大切にし、温かく、丁寧な保育を心がけ、保護者の皆様と一緒に楽しみながら子育てをしていきたいと思います。
園長 武田 知子